無料ゲームのフラッシュって?

無料ゲームのフラッシュって?

ネットで出来る無料ゲームと言えば、アマチュアによるフラッシュ製のミニゲームを思い浮かべがちですが、最近では宣伝活動として公式HPにフラッシュ製ゲームを置いている企業が増えているのはご存知でしたか?
基本として、そもそもフラッシュとは、正式名称をAdobe Flash(アドビ フラッシュ)といい、アドビの名前が付いている事からも判るように、フォトショップなどを発売しているアドビシステムズ (Adobe Systems) により開発している動画やゲームなどを扱うための規格と、それを用いたソフトウェア郡の名称です。
OSやブラウザソフトを選ばない汎用性と、ベクターイメージであるためウインドウサイズによる画質劣化がないという点、何よりパソコン以外に開発機材がいらない事による開発費の安さによってネットではフラッシュの無いHPなど見かけないほどに普及しています。
基本的にインストールやダウンロードしないweb上で出来るゲームは全てフラッシュと考えても差し支えはないでしょう。
(実際はweb上で作動する自作ゲームはコストを無視すれば製作可能ですが考慮する必要はありません)特に、今では知らぬ者のいない「YouTube」や有料会員数が50万人を超えた国内動画サイト「ニコニコ動画」といった動画配信の分野で広く使われており、もはやインターネットの世界において、欠かせない存在と言っても過言ではありません。
そのフラッシュでHPを動的に動かしたり、派手な演出を見せる事で公式HPを目立たせる企業は、割と昔から存在していましたが、昨今のADSL・光による高速インターネット網が普及した現在では、宣伝として更に複雑で動的なフラッシュコンテンツを用意する企業サイトが増えてきました。
その複雑で動的なコンテンツの例の一つが、フラッシュによる無料ゲームです。
特に、映画などのメディア作品のHPなどは「見てもらう」事が何よりも優先であり、次に「興味を持ってもらう」事が重要です。
限られた宣伝費の中で、それらの条件を満たす方法の答えとして、フラッシュによる無料ゲームを用意している訳です。
なぜ無料ゲームなのかというと、ゲームはアイデア次第で、単純な造りでもプレイする人を虜にする事も不可能ではなく、何よりゲーム系のブログなどの「本来のファン層以外」からも注目され、紹介される可能性があり、上手くいけばコスト以上の宣伝効果が見込めるからです。
当然、無料ゲームはコストが出来るだけ少ない方が良いに決まっています。
故に、少なくない数の企業HPで低開発費が売りで、PCのスペックを気にせずあらゆるユーザーがプレイできる規格としてフラッシュを用いた無料ゲームを置くのです。
我々が暇つぶしとして、何気なくプレイするフラッシュ製の無料ゲームですが、作る側にとっては色々な思惑が絡んだ結果の産物として我々に提供しているのです。
秋の夜長に無料ゲームをする人も、たまには作る側の事情を考えながらプレイするのも面白いかもしれませんね。