任天堂は就職も人気?

任天堂は就職も人気?

任天堂は理系でも文系でも今やナンバーワンの就職人気の企業となっています。
任天堂は、業種でいえば玩具、ゲームを製造する日本の株式会社ということになりますが、皆さんがご存じの通り、家庭用ゲーム機業界では日本はおろか、世界を問わず最大級の企業となっています。
1889年の創立ですから120年の社歴を持ち、もとはトランプや花札をつくっていたのは中高年の人ならば誰でもが知っているでしょう。
そんな任天堂が1983年に家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ(通称ファミコン)」を発売。
更には1985年に発売した「スーパーマリオブラザーズ」が世界中で大ヒットし、たちまちゲームソフト市場で不動の地位を獲得することになったのです。
現在、ゲームソフト販売シェアでは日本で1位、世界でもエレクトロニック・アーツ社に次いで2位という規模で、現行ハード機の売り上げは携帯機、据え置き機共に世界1位を誇っています。
ゲームソフトのクオリティの高さは定評があり、販売実績が100万本を超えるソフトを多く持っているうえ、日本のサードパーティでは他に類を見ない400万本以上の販売実績の人気のゲームソフトシリーズを複数抱えています。
更に、それらのシリーズの多くが世界市場で1000万本規模の販売実績となっているため、ハードホルダーでもありますが、同時にスクウェア・エニックス社以上にゲーム業界への大きな影響を持つソフトメーカーでもあるわけです。
ゲームのクオリティはIGNなど大手レビューサイトで平均9点以上を獲得しており、これも国内メーカーで実現しているのが僅かしかありません。
こんな優秀な任天堂の製品ですから、売上高営業利益率もコンスタントに20%以上を維持しており、日本の大企業の中でもこの規模では他に例を見ない業績です。
他にも任天堂は1兆円超企業でありながら従業員数が僅かに5000人程度というのも驚異的な少なさで、従業員1人当たりの売上高もトヨタ自動車の約5倍という数字となっています。
こんな任天堂ですから就職人気は大変なものなのです。
就職に関する流れは、2月1日から採用情報を公開することから始まり、その後、ホームページでのオンラインエントリーとなります。
まずは書類での応募を受け、実際の本格的な選考は5月からとなります。
選考は書類選考、筆記試験、面接という一般的な順序で行なわれ、面接は1、2回じっくり行うようです。
任天堂の就職採用活動が比較的遅いスタートなのは、学生には本文である専攻の勉強をしっかりやってもらいたいというスタンスがあるからだそうで、変な就職テクニックではなく、ゼミや卒論の研究テーマについてもその内容をしっかり聞きたいというのがあるようです。

面接は、例えば技術系なら1人に約30〜40分の時間で多方面からの質問があります。
当然、現役の技術者が同席して、それぞれ学生時代に研究してきた専門的内容について説明することが必要です。
NGなのは面接のノウハウだけを身につけてきたような学生で、日常から様々なことに興味を持ち、じっくり勉強や研究をしてきた人がいいようです。
更に、技術系応募者は自分の研究してきたことを面接官の前でプレゼンテーションするのですが、ここではプレゼンテーションの能力が問われることになります。
研究内容が良くても、プレゼンテーション能力が充分でなければやはりNGなので、そんな点までしっかり準備することが必要なようです。
何にせよ、狭き門ですから心して任天堂の就職に挑んでください。