ゲーム中毒という弊害

ゲーム中毒という弊害

ゲームの進化は、同時に日本のテクノロジーを世界にも誇る素晴らしいものですが、弊害もあります。
テクノロジーの進化は常に何かしらの弊害を伴います。
車の普及で移動は便利になりましたが、排気ガスで環境汚染が進み、また交通事故でも毎日どこかで誰かが亡くなっています。
けれど自動車はそうした問題を受け、エコカーの開発に取り掛かっています。
エアバッグで事故の際運転手の衝撃を和らげたり、テクノロジーで起きる問題点はテクノロジーで解決することで更なる発展を遂げる仕組みです。
TVゲームの普及が引き起こす問題は何点かあります。
何にしても「やりすぎ」は良くないことですが、TVゲームは初期の頃、TVゲームのやり過ぎで子供たちの視力が落ちる、という問題を起こしていました。
何時間まで、と決められると余計やりたくなるのが子供ですよね。
親の寝ている間に音を消して暗闇の中でこっそりゲームする子供もたくさんいました。
あるいはTVゲームにはまり過ぎて勉強をしなくなる、外に遊びに行かなくなる、ということも全国の親御さんたちは嘆いていました。
今はむしろ外は危険が一杯だから、家の中でゲームで遊んでいた方が安心、という親御さんも増えていますが。
昔のように外で子供たちだけで奔放に遊ぶには、現代社会はリスクも大きいかも知れません。
また、出たばかりの当時はTVゲームは珍しく、ゲーム機を持っている子と持っていない子、持っている子でもコレクションしているソフトの数で親の経済状態の格差が出てしまい、惨めな思いをした子供も大勢いました。
ゲームソフトの万引きも随分ありました。
盗んでまで欲しい、という気持ちになる程、今より娯楽の少なかった当時、TVゲームは憧れの玩具だったのですね。
今のTVゲームの引き起こす問題は、昔に比べてとても深刻です。

ひきこもり、という現象はその言葉が流行るほど話題になり、ひきこもりの数は子供から大人まで、相当な数にのぼります。
そして現在も増え続けていて、もはや国全体の問題にまでなっていますが、このひきこもりを生み出した原因に、TVゲームの存在は大きく関係しています。
ひきこもっているのからTVゲームをするのか、TVゲームにはまったからひきこもりになったのかは、その個人のケースにもよりますが、ひきこもりの多くはTVゲームの中毒者であることが多いのです。
韓国は日本よりもITが進んだ国と言われています。
韓国でもゲーム中毒は深刻な問題です。
韓国では30%以上がゲーム中毒である、というデータもあります。
ゲームを全くやらない、という方には悪い冗談のように聞こえるかも知れません。
けれどこうした問題は日本でも深く急速に進行しているのです。
日本や韓国だけではありません。
TVゲームの普及している先進国では、こういった問題はセットになっています。